ギフテッドは意識して”視点の高さ”を切り替えられると楽になる

ギフテッドの生き方

私は10代の頃から「ギフテッドは普通と反対方向の努力が必要なんじゃないか」と思うことがよくあって、そのひとつに

「視点の高さの調節」があります。👀

 

世の中では、よりたくさんの情報を俯瞰して処理できる「高い視点」を持つこと(=頭を良くすること)が大切とされていて、視点を上げる方法についてはいろいろな情報が提供されているけど、視点を下げる方法の情報というのはなかったです。

ほとんどの人が、低い視点についてはあらかじめ持っているからですね。

 

そしてたぶんギフテッドは、世の中で必要とされている高い視点を自分が持っているから安心しているのではないでしょうか。私も以前はそうでした。

でも実はギフテッドには、「多くの人があらかじめ持っている低い視点を持つことが難しい」という問題があると思うのです。

ギフテッドにとって視点を落とすということは、高い視点で見えていた情報を捨てることになるので、不安で不快だし、勇気が要るからです!

 

私は高い視点と低い視点のイメージを、それぞれグーグルが提供しているサービスになぞらえて、「(グーグル)マップ視点」「(グーグル)ストリートビュー視点」と呼んで頭の中で整理しています。

みなさんも頭の中で「それ」をイメージしていただければと思います。

 

▼東京駅を「マップ視点」で見たところ。

▼東京駅を「ストリートビュー視点」で見たところ。

 

マップ視点とストリートビュー視点

マップ視点とストリートビュー視点には、それぞれ長所と短所があります。

 

マップ視点は「全体を俯瞰して一見関係なさそうな要素を結びつける」という役割を果たす、頭の良さの本体みたいなもので、ギフテッドのデフォルト視点です。

たくさんの情報を一気に処理して、それらがどうなるか?ということを予測できますが、その分エネルギーの消耗が激しく(とっても重くてスマホが熱々になるアプリのようなイメージです)、あれこれ考え過ぎて結局行動できない!ということも頻繁に起こり得ます。

 

そこで、低い視点=ストリートビュー視点も使えると楽になるのです。

私は、ほとんどの人はこっちの視点を主に使っているらしい、と気付いて真似するようにしてから、生活がしやすくなりました。

 

ストリートビュー視点では、いま目の前にある分しか情報は手に入らないので、「とりあえず動いてみよう」ということになります(行動力アップ)。たくさんの情報を俯瞰して一気に処理する必要もありません。

 

しかしストリートビュー視点の欠点は、マップ視点で俯瞰していれば回避できた危機にいきなり突入してしまうことです。

なのでマップ視点とストリートビュー視点を時々切り替えることで、行動力を保ちながら危険を回避することができ、お互いの良さを活かすことができます。

視点を下げるには

実際に視点を下げるには、とにかく「今、目の前にあること」のみに集中すること、他の要素を頭に入れないことです。

 

生活というものはIQが100あれば十分というか、その視点の高さに最適化されているので、みなさんは最低でも30くらいIQを下げてください と言ったら、語弊がありそうだけど分かりやすいかな…

 

普段の生活で、マップ視点:ストリートビュー視点の割合は3:7くらいでちょうど良いと思います。

 

慣れるまで本当に気持ち悪いです。

でも普段の生活では基本的に目の前だけを処理するストリートビュー視点を使っていたほうがうまくいきますよ。本当に時々マップ視点にして、方向修正するだけでいいんです。

 

行き当たりばったりでも、意外となんとかなる

という経験を積んでいきましょう。

私の実体験

私の実際の体験をちょっと紹介します。

片付け

片付けは、マップ視点で大きく消耗する作業の代表です。一部分を片付けるごとに全体をもう一度結びつけなくてはいけなくなって、手足を動かす前に脳みそが疲れ切ってしまう経験がないですか??

最初に大まかにどんな仕上がりにするか?ということを俯瞰して考え、あとは目の前の作業に徹し、ときどき俯瞰して全体のバランスを取る。という切り替えを意識してパッパッとやれると楽になります。

人混み

俯瞰するとものすごい情報量になり、目的地と現在地の距離やそこまでの障害になる人の流れなどをきっちり計算しているとすごく疲れるのが人混みですよね。

最初に目的地までの行き方を俯瞰してイメージしたら、あとはただ目の前だけを処理するようにしてから、すごく人混みの情報量を減らすことができて楽になりました。それでも意外とぶつからないし、ちゃんと進んで目的地に到達できるんですよね。

徒歩

私は最近まで歩くことが大嫌いだったんです。

足が短くて進むのが遅いし(笑)何度も俯瞰して目的地との距離を再計算しては、その進んでなさに苛立ち、絶対に使えるなら自転車を使っていました。

でも今は、歩くこと自体や、道のりの景色、四季の移ろいを楽しめるようになりました!

いちいち目的地までの距離を何度も確認しなくても、今目の前にあることを楽しんで、ストリートビュー視点でずんずん進んでいれば「気付いたら目的地についている」という事実を経験したからです。

 

他にも、

  • 絶対に目次を読んで一番気になるところから順番にしか読めなかった本を、とりあえず最初から通して読めるようになった
  • 絶対に攻略本を読みながらじゃないとやる気がしなかったゲームを、そのままやれるようになった
  • ものすごくたくさん検討してからじゃないとポチれなかった通販で、ほどほどの頃合いで適当な品物をポチれるようになった
  • カレーや定食など、全体を俯瞰してバランスよく食べることを意識しすぎてほとんど味が分からなかったのを(可笑しいけど、本当です)、適当に食べながら、味を楽しめるようになった

とかの変化があり、うんと生活がしやすくなりました。

 

本当にギフテッドはストリートビュー視点を持てると生活が楽になるはずです。

常に全体を俯瞰して最善を選択するという厳格さ(完璧主義に通じるものがある…)がなくても、むしろないほうが、実際の生活ではうまくいくことがたくさんある。

というのは、ギフテッドにとって重要な学びだと思います。

 

おまけ:

この記事のサムネイルの画像↓

は、

Tinkercadというオンラインで使えるフリーの3DCADソフトで遊びながら作ったものです。

私と同じような視覚・空間タイプで積み木のような遊びが好きな人は楽しいと思います☺

よかったらぜひやってみてください

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